どうもQ一郎です。酒の失敗は多々多々あるんですが、今回はその一つをお伝えしていきたいと思います。
前にもお伝えした通り、わたくし寂しいとよくナンパしてたんですが、その中で飲みに行くまで一番最短だった話をしたいと思います。
その日も私は寂しくて、荻窪駅でナンパしておりました。
かわいい子がいないかなぁとキョロキョロと周りを探っていました。
すると現れたのが岸明日香似のワンピースギャル。
東京でナンパしてるとたまにこんなかわいい子が付き合ってくれるから最高です。
もう名前は覚えてないけど、なんとなんくキョウカだった気がするので、キョウカちゃんと呼んでいきましょう。もしも当たってても下の名前だけだからいいよね。
そんなキョウカちゃんですが、荻窪の街を花柄ワンピース(ミニスカ)でうろついてたんですよ、荻窪ってね、東京って言っても庶民の町なんですよ。そんな庶民の街に花柄ワンピ着た女子力高そうなシロガネーゼみたいな女の子がいたらそりゃあ声かけますよね?
「こんばんわ、いきなり声かけてごめんね。1分だけ時間ください。今から一緒に飲みに行ってほしいプレゼンを1分だけさせてください。」
前回のナンパブログでも語った戦法でアプローチをかけてみると
5、6年ナンパしてて学んだこと
よかったらこちらも読んでください。
キョウカちゃん「なに?ナンパ?いいよ♪飲みにいきたいの?」
東京では初めての経験でした。ナンパと認識されてからの二つ返事でOK。
普通は女の子もナンパって認識して行こうかなって気になったとしても、勿体ぶるんですよ。ここは男女の脳みその作りの違い。結果を求める男子、理由を求める女子みたいな。
正直、イケルかどうかは第一声の返答でだいたい分かります。
そこから先はいかに自分が安全で、それなりに楽しい時間を無償で提供しますというプレゼンを始めます。
ただ、このキョウカちゃんは違いました。私が四の五の言う前に飲みに付き合ってくれると言ってくれたんです。なんというかっこいい娘、惚れそう。しかし女の子を誘っておいてなんですが、こうも簡単にOKされると逆にあたふたして、スムーズに行ける流れを滞らせてしまいます。
ワイ「え!?そんなすぐOKなん?俺がクソみたいな奴やったらどないすんの?」
びっくりしすぎて、方言が普通に出てしまいます。
キョウカちゃん「そんなの、飲んでたらすぐわかるよw私強いから大丈夫だよ」
なんか次元がちがうなーと感心しつつ、
ワイ「じゃあ居酒屋付き合ってくれる?」
キョウカちゃん「もうご飯食べちゃったから私の行きつけのBARでもいい?」
え!? ・・・
怖ぇえええええーーーー!
知らない人のいきつけに行くのこえーーー!
なに!?ぼったくられるの、僕お金とられるの?
ここまで2秒
ワイ「全然いいよ、まだ荻窪ようわからんから連れてってよ」
内心はビクついて、精いっぱいの返しがこれでした。二つ返事でOKくれて笑顔でキョウカちゃんの行きつけの店誘ってくれるなんて、これが東京のぼったくりパターンじゃねーのかと本気で思ってました。ただここは荻窪、渋谷や新宿のような凶悪事件は起きないはず、それにここで美女からの誘いを断ったら男がすたる。そんな若い時期が私にもありました。言われがままにフラフラとつられていきます。女の子が知らない男についていくのってこういう気分なのねw今後はより真摯に振舞おうと誓いました。
連れて行かれるがまま、私のよく遊んでるエリアとは駅から見て反対側のほうに向かいます。新天地ってだけでも恐怖は増していきますが、そこには並びで料理屋さん、居酒屋、バーと4、5件テンポが並んでました。その中のバーに足を踏み入れると。
平日というのにほぼ満席という賑わい。カウンターだけなのでお客の数は知れてますが、こちとら田舎のガキ大将。平日の夜に賑わう、他人同士の大人の世界を見てさらに圧倒されます。
普段のナンパは安心感を出すため、みんな知ってるチェーンをよく利用してました。駅前だからすぐいけるしね、しかし今回はナンパ相手のなじみの場所、店に入って10分ぐらいはただでさえ話があうか緊張するのに、こんな環境めちゃくちゃ緊張するわ。
キョウカちゃん「マスターいつものお願い!」
うわぁガチの常連じゃん
銘柄はわかりませんが、ウィスキーのロックにチェイサー。かなりの飲んべぇスタイルなのに、チェイサーがあるだけでおしゃれ感が生まれます。チェイサーってただの水だからね。その単語を知らなかった私はその時、キョウカちゃんに対し、畏敬の念を持ち始めてましたw
こやつ飲み慣れておるw
マスターとも気軽に会話するキョウカちゃんに、ほんとに常連さんなんだ、常連のなかでも仲良さそうだもんね?と焦りを隠しつつ訪ねてみると。
キョウカちゃん「一人でよく来てるからね。」
うわぁ、そんな若い感じで(23歳)飲んだくれかいなー病んでんなと思いつつ。
ヤンデレ好きな私はそのまま会話を繰り広げていきます。
努力の結果、キョウカちゃんと和気あいあいと話は進んでいきます、ところが、ここで思わぬ刺客が現れます。
隣の小汚いおっさんがしゃべりかけてくるんです。どうやらキョウカ嬢はこの薄汚いおっさんたちとも旧知の模様。
まぁバーに一人でキョウカちゃんみたいなかわいい女の子がいたらそらおっさんは話しかけるわなと思いながら、薄汚くてもキョウカちゃんの知り合いならば嫌われるわけにはいかないと私も必死で愛想を振りまきます。
隣にはかわいい女の子、サイドからは小汚いおっさんの下品なトーク、酒のペースは上がっていき、元来下品な私はキョウカちゃんよりも小汚いおっさんの方と話を咲かせてしまいます。
なんて損な性格なんだ・・・酒飲んでるときの下品な話ってなんであんなにおもしろいんだ。
気づいたときには時すでに遅し。
キョウカちゃん「○○君、私もう帰るね。」
え??帰るの?こんなおっさんどもの中に私を置いて?もっと二人で話そうよ。
汚いおっさんの中に置いていかないで。
酔っぱらうのってホントよくないよね。私の本心は上記の通りなんですが、酔っぱらいの私が発した言葉は。
「おう!帰れ!帰れ!」
酔っぱらうと女の子に寄り添うのがめんどくさくなってしまう性格なんです。ぐわあ下手こいたーー。
キョウカちゃん自身はあんまり覚えてないのに、酔っぱらってこう言ったってことだけは未だにはっきり覚えてる。こっちからナンパしといて、この返しは本当に最低だと猛省しております。未だに うわぁああ失敗したぁああ! って時折夢に出てくるほどトラウマになってます。
この発言の罰は、想像以上に早く来てキョウカちゃんが帰った後も一緒に飲んだくれたこのおやじたち、閉店の時間になり、マスターからお会計を求められると、なんと金を持っていないと言い出しやがりました。
なんでかわからないけど、すべてのお会計は私が持つことに。ほんとにわからんけどマスターも俺に払え的な感じ、4万ぐらいだったかな。
(今思えばこんな奴しらん、話はしたけど金の面倒を見るほどじゃないって言えばよかった)
キョウカちゃんへの対応を思い切り間違えた私は、めちゃくちゃネガティブモードになってて言われるがまま全額マスターにはらいました。小汚いおっさんは会計が終わる前に、いつのまにか消えてました。
ありがとうぐらいは欲しかったな。君らとキョウカちゃんでは比べようもないほどごみクズと太陽なんだよ。ただ酒飲めた礼ぐらい言えよ、この野郎、当時俺より年上だろうがク〇ヤロウ。次会ったら○すぞ!
キョウカちゃん、かわいかったなーもっと話したかったな。
その後キョウカちゃんに会うことは二度とありませんでした。
こうして貴重なナンパ成功を私は棒に振ってしまいました。
悲しい、悲しすぎる。どうしてどうして後悔はほんとに先には立ちません。ナンパしてる方はこのQ一郎の失敗談をどうか心のかたすみに留めておいてください。
ナンパして女の子が付き合ってくれた際は、その女の子が主役です。あなたは彼女が楽しむためだけに全力を注ぎましょう。外野は無視とまではいきませんが、女の子をほったらかすのは本当にいけません。みなさんはどうか失敗しないでください。
わたしからは以上です。それじゃあへばの!!
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