みなさんアニメ見てますか? Q一郎はアマゾンプライムから結構見ております。結構前ですが、リゼロとか全部見ました。
第2期やるって言ってたと思うんですが、もうやってるんですかね?いつになったらプライムビデオで見れるのか知ってる方いたら教えてください。
おじさん基本的には漫画が好きで、漫画がおもしろいと思ったら続きはプライムでアニメで見るみたいなパターンが時々あるんですが、逆にアニメからこれおもしろい、大好きみたいなパターンも結構あるんですよね。
アニメに詳しい方だと、いまさらなに言ってんだみたいなことになると思うんですが、おっさんだと情報源が偏ってまして、ブームが去った後になにこれ面白いみたいなことがよくあります。
例えば「日常」
この画像アニメのワンシーンなんですが、右の女の子ハカセって名前でめちゃくちゃかわいいんですが、この作品を知る前から私、このキャラクターを知ってたんです。
それは有名はてなブロガーのコンビニ店長という方がこのハカセをアイコンにして使ってたからなんです。当時コンビニ店長のブログはとても面白いのでよく読んでいたんですが、アイコンに関しては
うわぁロリコンが開き直ってアイコンにしてるよ、きめぇ!
と思ってましたwところがある日偶然「日常」のアニメを見て、「 ハカセ 」が出てきた瞬間、
コンビニ店長、ロリコンとか思ってごめんなさい。これはロリコンとかじゃなくてみんな好きになるわ。
とキャラクターの魅力に完全に打ちのめされました。
こういう偏見を洗いなおしてくれる瞬間が私めちゃくちゃ好きなんですが、
今回の主題はそんな瞬間をアニメ内だけで見せてくれる
ヴィンランド・サガについて
これも漫画toアニメの作品なんですが、めちゃくちゃ面白いんです。
最初は少年マガジンで始まったそうなんですが、後期はアフタヌーンで掲載されてたみたいです。知ってる方は多数いらっしゃるでしょうから、あらすじを書くのも億劫なんですが、知らない人のためにざっと紹介させていただきます。
舞台は11世紀初め西ヨーロッパ、ヨーロッパの海と川を荒らす、北の蛮族ヴァイキングは、人々の恐怖の的だった。ヴァイキングは毎日のように、抗争、略奪を繰り返していた。
そんなしがらみから抜け出し、穏やかに暮らすトールズという男がいた。トールズは貧しいながらも家庭を持ち、素性は隠しながらもその経験、行動力から村民から尊敬を集めていた。
そんな穏やかな生活の中、ある日。
北海最強の戦闘集団ヨーム戦士団のフローキが現れる。ヨーム戦士団とは以前、トールズが逃げ出した戦士団であった。逃亡したトールズを追い、フローキが追いかけてきたのであった。団員を抜け出した罰と引き換えにフローキはヴァイキング討伐をトールズに要求する。しかしトールズはそれを拒否。
フローキはついに村民の命を人質に取り、トールズに命令する。
やむを得ずヴァイキング討伐に出向いたトールズは息子を人質に取られ、成すすべなく命を落とす。

面白い作品だからネタばれしたくないけど、ここすごく重要、主人公の息子の復讐劇だと思いきや、仇のキャラもかっこいいし、いい奴(というか自分の正義を貫いているだけ)だし、いろんなことを背負ってるんですよ。息子が殺すと誓った父親の仇が息子の心の中でただの親の仇から変化していきます。その感情は漫画だけ見ると読み手の自己完結で終わってしまうんですが、アニメで見ると自分だけではない客観的な(主人公目線?)感情を演出で伝えてくれます。そのあたりがアニメで試聴する良さなんですよねぇ。
シンプルに息子のよくある復讐劇だと最初に私は思い込んだんですが、全然違うんですよ。コミックでババっとすべて読みたいんですが、どうしても漫画だと自分だけの感情で完結してしまうので、アニメを見てゆっくり作者側というかキャラたちの考えも意識しつつ、客観的に楽しんでいきたいと思います。
とは言ってもコミックでかなり先まで読み進めてしまっていますwいい意味で読者への裏切りっぷりが半端ないです。感情が揺さぶられて、脳汁プシャァアア!!です。
つたない文章で本当に申し訳ありませんが、タイトルのヴィンランド・サガのここに注目してほしいポイント、みなさんもうわかりますよね。息子ドルフィンの感情の変化です。
仇を打つと誓った息子ドルフィンですが、成長とともに様々な変化が訪れます。自身のことであったり、環境の変化であったり。本当に幼いまっすぐな少年が苦悩のなか揺れ動く衝動。
ヴィンランド・サガの魅力はここに詰まっていると思います。
アマゾンプライム入ってる人はタダなんでぜひ見てください。
2020年1月10日現在の最新話がちょうど「えええ!?まじかぁーーー!?」って思わせれてくれる最初のところなんで、一気見できる方はいいタイミングかも!!
それじゃあへばの!!
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