どうもQ一郎です。
ナンパって楽しいですね。初対面からの自身の精いっぱいのアピール、相手の好みの予想、相手との相性、すべてが詰まってますよね。人間関係のすべてが詰まってますよね!
恋人がいない、出会いがない方にはぜひともお勧めしたい文化です。
実は女子から行くと成功率めちゃくちゃ高いらしいですよ、私の高校時代の話ですが、肉食な女友達は結構やってたみたいです。なんでこの子がいつもイケメン彼氏連れてるんだろうなぁって不思議に思ってたんですが、結局女も男も行動あるのみなんだと最初に気づかされた経験でした。
ちなみにナンパについて他にも書いていますので、よろしければこちらも読んでください。
・ナンパ成功してバーで飲んでたら4人分の会計を払わされた話
・5、6年ナンパしてて学んだこと
さて今回のタイトルですが、一応はナンパ成功した話なんですが、滅多にお目にかかれない経験でした。
女性がヤル気満々で、私たちの対応次第ではすぐにホテルまで行けたと思います。ただ私たちがドン引きしてしまい、いつの間にかゲットしたのが女の子からお小遣いに変わったという話です。
ナンパを教えてくれたH君
その日はいつものように仕事終わりにナンパ行こうぜと、三人の同僚と話してました。
三人のうち、一人は私で、もう一人は子供のころからの親友K君、もう一人は既婚者だけど現在別居中のH君。
H君にナンパしてるどころじゃねーだろと皆さん突っ込みたいと思いますが、このH君は私が今まで出会った中で一番の破天荒キャラなので、一般の常識は通用しません。
H君曰く「別居してても性欲はあるんだからしょうがないっしょw」
ほんとに明快、しかも痛快w
当時、性欲の塊であった私は、こんなまっすぐに開き直られてはなにも言い返せませんw
ただお伝えしておきたいのはこのH君、めちゃくちゃかっこいいんですよ。顔はキムタクをワイルドにした感じで、古着を着こなすおしゃれさん。しかも筋肉ムキムキで喧嘩も強い。上司だろうが何だろうが自分の価値観を否定されるとかみついていくスタイル。
実際、勤務中にその強さを間近で何度か見せてもらいましたし、その上なにより後輩の面倒見がいいんですよ。
私も当時、少しばかり不良を気取っていたんですが、チームに入ってバックをちらつかせてイキってる奴がほんとに嫌いなもんで私はどこにも属さないタイプでした。今では長かったら巻かれたいタイプですけどね。
私は喧嘩が弱いんですけど、ムカつく奴でタイマンだったらやってやる、でもバック出してくるならめんどくさいんでごめんなさいという感じでした。
H君に出会ったころ、そんな話をしたらH君自身も群れるのが嫌いで、
「俺も同じような目にたくさん合ったよ」
といろいろ話してくれました。いつのまにかH君に惹かれてしょっちゅうH君と一緒にいるようになり、H君からはいろんなことを教えてもらいました。
服や音楽、はたまたタトゥーなんて悪ガキのやることのほとんどを彼から教えてもらいました。
そんなH君と幼馴染のK君を引き連れ今宵もナンパへ繰り出していきます。
私たちはまず、その頃はいくつも存在した、ナンパ場所といわれる、暇を持て余した女子たちが集うゲームセンターなり、ショッピングモールなり、デパートの駐車場へと繰り出します。
意気揚々と車を走らせますが、あいにく今日は平日。目当ての女の子がまったくいません。しらみつぶしにナンパ場所を巡っていた私たちでしたが・・・
ワイ「おいーーー、全然女の子おらんやんけ!」
H君「これだから三重の田舎はw」
K君「どうするー?他に場所ってあったっけ?」
しばし、沈黙を迎える3人・・・
ここで私は思いつきました。
足りない頭でも考えないよりは考えたほうがいいという事実に!うそです、ごめんなさいw
女の子が集まるけどまだナンパ場所と誰も認知していないエデンを!それは「カラオケ屋」!!
今ならよくある話でしょうけど、当時は今ほどカラオケでナンパするなんて偶然からでしかなかったと思います。三重県での話ねw
その証拠に私たちがカラオケでナンパをやりだした2、3年後、ナンパ禁止みたいな張り紙が貼られるようになっていましたww
当時の私には影響なかったんでいいんですが、若人たちよ、ごめんなさい。
ワイ「カラオケ屋いこうや!」
我ながらナイスアイディアと思い、すぐさま声を張り上げます。
同僚たちは「それええな!女の子おりそうやん!!」と賛同してくれて、すぐさまカラオケ屋さんにむかいます。しかも安いカラオケ屋ではなく少し高めのカラオケ屋から攻めていこうという作戦でした。
なぜ高いカラオケ屋からかと言いますと、私たちもある程度ナンパに慣れてきていてナンパ慣れした女の子よりもナンパ慣れしていない女の子を求めていたからなんです。
安いカラオケ屋にいる女の子よりも高いカラオケ屋にいる女の子の方がウブで純朴なおしとやな女の子が多いと睨んだわけです
当時はネットも主流となっていない情報格差社会だったので思いつきのアイディアでしたが、あながち間違ってはいなかったと思います。
どの口が言ってんだとお思いでしょうが、欲にまみれた私たちも当時は、最初はプラトニックラブを求めていたわけなんですよ、若さゆえですね。
カラオケ屋に到着するも・・・
早々とカラオケ屋に移動した私たち。まずは駐車場に車をとめ出てくる女の子を待ちます。
しかし待てど暮らせど女の子グループは現れません。
痺れを切らした私は「ちょっと中見てくるわ」と車から店内に向かい歩き出します。
まずは店内を散策。ここでお金を使いたくないので、友達が中にいるんですよ的な雰囲気で中に入っていきます。使用中の個室を見回るもなかなか女子だけのグループはいません。
当時私たちの暗黙のルールで男連れの女の子はナンパしないというルールがあって、いつものように男連れはスルーしていました。
「あかん、今日は無理やな」あきらめて外に出る私。
同僚のH君、K君にあかんかった言い訳を考えながら外に出ると女性が一人、エントランスの階段に座っている。
「むぅ俺ら三人やし、一人きりの女の子誘ってもなぁー・・・」
女性に対し、悩みながら視線を向けていたら、なんとその女性から話しかけてきました。
「お願い、私を連れて逃げて!」
へけ!?なんやねん!?こんなセリフ現実世界で言うやつおるんか??
突然のトレンディドラマ展開に動揺はしたものの、ハプニングこそ史上の喜びにつながると信じ切っていた私は・・・
「ええよ♪大丈夫かいな?」と
彼女の素性を怪しみもせず、私たちの車に連れて行ったのだった。
すいません。1記事で終わらせるつもりが思い出にひたりすぎて、詳細に書きすぎてしまいました。文章量が多いので今回はここまでとさせていただきます。
早急に後編書きますので、前編で少しでも興味を持っていただいた方は後編もぜひ読んでください。お願いします(切実)!
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