質屋業界なのに新宿スワンに出てくるような会社で、初対面の上司に酒をぶっかけられた話~前編~アラフォーフリーターの職場

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質屋業界なのに新宿スワンに出てくるような世界で、初対面の上司に酒をぶっかけられた話~前編~

どうもQ一郎です。
前回の田舎のデザイン会社がクソだと思った理由。の続きで私の職歴編ですね。
毎度毎度話が長くなってしまって申し訳ないですが、
今回はお伝えしたデザイン会社を辞めて、加齢に転職した私が移った質屋業界の話です。質屋と言っても、質屋収益は3分の1ほど、メインは買い取った品を転売し儲けを出すハードオフのような企業でした。

なぜ質屋業界に転職したのか?

田舎でのウェブ制作スキルは、単体ではなく相性のいい販売物と提携してこそ能力を発揮できるのではと考えた私は、2017、8年当時熱いと噂されるリサイクル業界に転職したいと思うようになりました。

現段階でも未だ業績好調なリサイクル業界、当時の思いつきは未だにナイスアイディアと自身で評価しているのですが、そこから転職サイトを探してもなかなかお目当てのリサイクル業界の転職情報はありませんでした。

バイト求人などは多くあったのですが、私の求める正社員雇用は全くありませんでした。今さら時給800円では私には応募する気力すら湧くはずもありません。
転職活動中にもかかわらず応募すらできない日々が続く中、ついに目的とするリサイクル業界の求人を見つけました。

ブランド品をメインに取り扱うリサイクル会社、ウェブ作業に明るい方募集!

ブランドには興味がありませんでしたが、私の条件に一致する求人な上、ウェブ作業が得意な方歓迎!!とありました、私を呼んでいると思い、即応募しました。
すぐに面談の日が決まり、面接場所へと向かいます。

目的地の面談場所は古い商店街の中にポツンとある古い小さなビルでした。
その商店街は駅近くにあるもののよくあるシャッター商店街、土地代が下がったころから地方出店を目指す都会企業がいくつか存在するような場所でした。

ビルに入り店長を探す私、パッと目が合ったのは目つきの悪い、小太りのお兄ちゃん。
うーん、こいつが上司だったらいやだなぁ。。。と初見から思いました。

残念ながら悪い予感は当たるもので、いやだと思ったこの人が店長でした。
嫌悪感を隠しつつ、気持ちを切り替えて面接へ、やる気、元気、勇気が信条といった表情で応接室へと向かいます。

表面上はこの若い店長も優しく朗らかに接してくれました。
ただ私もそれなりに経験のあるおっさんです。ときおり見せる彼のヤカラ間に不安を感じていました。のちにこの不安は的中するのですが、今はまだ談笑に近い面接に身を委ねます。

どうやら店長も私を気に入ってくれたようで、面談の最中に私にぜひ来てほしいと言ってくれました。面接時には人が用意しないであろうプレゼン資料を用意する専門学校時代に学んだこの知識は30を超えていた私の転職活動にも大いに役立ってくれています。

ぶっちゃけ落ちても全然いいかなと思っていた私ですが、もちろん贅沢を言える人間ではありません、必要としてくれるのであれば喜んで従事いたします。

出社1日目

私が出勤すると、面談時にはいなかったさらに若い兄ちゃんがいました。明るい茶髪にホストのようなスーツ、うわーいやだなぁと思った記憶は未だに鮮明に覚えています。

ただ初見の私への対応は実に紳士的、見た目で判断しちゃいけないなと少し反省して、嫌悪感をおし殺します。すこし気になったのは、常に布手袋をつけていること、いくらブランド品を扱う会社といっても常に手袋を着用するのか?と少々疑問に思いました。
後にわかりましたが、彼の手には蜘蛛の巣がプリントされ、巣の主であるブラックスパイダーが生き生きと表現されていました。躍動感あふれる蜘蛛ではありましたが、どうもプリント技術があどけない、気になって直接彼に、聞いたところどうやら自分で入れたとのことでした。

むぅ、ヤンキーレベルが高い、若かりし頃に自ら、普段から見える箇所に!マジモンの人だと一回り年下の彼に歯向かうことはやめようとその時、誓いました。

事務所のようなところに通されると、二十歳ぐらいのおねーちゃんがいました。若いねーちゃんとは言え私の先輩、礼儀を尽くして自己紹介します。
「ふぇふぇwあぇああぇ、どうもQ一郎です。本日づけでぇええこちらで働くことになりましたあ。ご指導のほどぉよおおしくおねげぇします!」
不穏な空気を放つ私の自己紹介が終わると彼女も礼儀を持って答えてくれました。
あ、私も最近入ったばっかだから、気を使わなくていいよ、よろしくね♪

どうやら彼女も入社3日目ほどで、私と同時期に応募し、入社した模様。
その後1週間ほど時間がたつと会社の全貌が見えてきました。

私の同時期に入社したのは、彼女を合わせ3人の女子。皆さん21歳前後でした。
もともとお店にいるのは最初にご紹介したスパイダーマン、マツコデラックスみたいな人(女性)、後は目つきの悪い小太り店長でした。

女子が多いのは大歓迎ですが、なかなかハードな会社生活が始まりそうだとビンビン感じておりました。ほんと悪い予感ほど当たりますよね・・・

話の区切りがいいので今回はここまで、
今回は業務や会社の概要などについて語ります、次回で完結するつもりではいます。
それじゃあへばの!!

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