昏睡強盗に遭いました。中編~アラフォーフリーターのすべて~

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昏睡強盗ナイジェリア,スキミング,ぼったくり

どうもQ一郎です。

昏睡強盗に遭ったお話の中編です、前編から読んでいただけると幸いです。
昏睡強盗に遭いました。前編~アラフォーフリーターのすべて~

黒人キャッチに進められるがまま、キャバクラ的なお店に付いていってしまった私。
のんべぇの私がたったいっぱいの酒で意識を失い眠ってしまった。

ココから何が起こるのか、私は想像すらできていませんでした。

誰かの声が聞こえ、目が覚めると・・・

誰かが私を起こす声がする。

「お兄さん、お兄さん!」

気分も悪いまま、朦朧としながら声がする方に向かい目を開けると、
二人の警察官が私を囲んでいました。手にはビニールの感触。

辺りを見渡せばすぐに分かった、ゴミ捨て場の上でどうやら私は寝ていたようだ。ゴミ捨て場で寝ていたのは理解したが、何がどうなってこんなところで寝ていたのかは皆目見当がつかない。

理解できず茫然とするも、まずは起こしてくれた警察官と話をした。

警察官「お兄さん、こんなとこで寝てちゃだめだよ?通報があって来たんだけどさ、家わかる?」

通報されてた!なんとも恥ずかしい通報だ。申し訳なさと恥ずかしさで今すぐそこから逃げ出したかったが、これ以上怪しまれるのも嫌だったので、丁寧にあやまり、どうやら酔いつぶれてしまったと言い訳をしてその場を離れることにした。

幸いなことに、そのゴミ捨て場は自宅の近所だった。どうやって自宅のあるここまで来て、なぜゴミ捨て場で眠ってしまったのかは全く思い出せなかったが、フラフラと自宅に向かう帰路の中で、ああ、あの店だとたった一杯の水割りで意識を失ったあの店のことを思い出した。

やられたー・・・

自身の防犯意識の低さに泣きたくなったが、まずは被害の確認と財布を中身を確認する。

空っぽだった。財布に入っていた5.6万が消えていた。

高い授業料だとは思いながらも、身から出た錆。飲み込んで次から気を付けるしかないなと思いながらいつしか現金とられただけでよかったと。カード類が無くなっていないことに少し安堵した。

被害は現金だけじゃなかった

事件も忘れた2か月後ぐらいに、仕事中に知らない番号からの電話があった。
また営業電話か何かかなとそれからも続けて無視をするようになった。

ところが何度無視しても、その番号からの電話は止まらなかった。鳴りやまぬ携帯に辟易して意を決して私がその電話にでると、

「○○Q一郎様の番号でお間違いないでしょうか?私○○クレジットカード会社のRと申します。」

私が利用するクレジットカード会社からの連絡だった。新しいサービスの営業かと思ったが、電話の相手は私の期待には応えてくれなかった。

「今月の請求額40万円ほどが残高不足のため、引き落としできませんでした。至急お振込みいただけますか?」

愕然として、私は返事もできない。身に覚えがない。基本的に現金主義の私は高額な商品はクレジットでは買わない。
月々の振り込みが面倒なものだけをクレジット引き落としにしているだけだった。その額が40万のような大金になるわけがないのだ。

心当たりのない私は担当者に訴えるしかなかった。

ワイ「いやいや何かの間違いですよ。何を買ってそんな額になってるんですか?」

担当者「確かに○○様のカードなのですが、利用店をお調べします・・・
高額の利用が○○店で20万、そのほかにも○○店で10万などですね。」

焦ってはいたものの、私のクレジットカードが何かの間違い、または当時はやっていたスキミング犯罪で使われてしまったのではと、結論付けた私は担当者の方に利用履歴と高額の買い物をした自商品情報などを送ってくれと伝え、私自身が購入したもの以外の料金を払う気はないと伝えた。

心当たりがないと口にはしていたものの、カードが犯罪利用された可能性を考えていると、2か月前のぼったくりバーのことが頭に浮かんでいた。

執拗な請求電話

最初のRクレジットカード会社とのやり取りが終わり、利用履歴の書類が届き、自分なりに調べてみたが高額の利用は全て当時住んでいた東京以外で使用されていた。その日付は私は東京で仕事している。
また利用した記憶のないタクシー料金の請求では支払い時のサインをいただけました。サインを見ると見たこともないアラビア文字のような日本語の達筆では説明がつかないサインが書かれていました。

私のカードが利用されたとはいえ、こういったアリバイがあればカード会社の犯罪対策、保険適用などで私自身の支払いは免除される思い、自分で調べた情報をRクレジットカード会社に電話し伝えました。数日後に再度連絡しますと担当者から言われ、私はまた日常に戻ろうとしていました。

1週間ほどたってRカード会社から連絡が来ました。電話からは少し鼻につく男の声が聞こえてきました。

鼻につく男「Rカード会社の○○です。Q一郎さんのお電話で間違いないでしょうか?」

ワイ「はい」

鼻につく男「こちらでも検討させていただいたのですが、今回のお支払い料金、○○様でお支払いいただけないでしょうか?」

ワイ「へけ?あのお伝えした通り、私が使ったものではないので、そちらの犯罪用の措置とか保険とかでなんとかならないんですか?」

鼻につく男「とはいえQ一郎様のカードが使われているのは事実なので、払っていただかないとこまるんですよね。」

ワイ(だめだコイツ話にならない、さすが守銭奴(誉め言葉)三〇谷の犬。利用者のことなんて全く考えてねぇ)

ワイ「今回の高額利用の使用場所ですが、私が東京にいたのに、静岡で利用。利用時のサインも私のものとは似ても似つかない外国語だったじゃないですか?おたくのカードのセキュリティどうなってるんですか?おかげでこっちは手間を取らされてる上に、今みたいに不快な思いまでさせられてるんですよ。」

鼻につく男「と言われましてもねぇ、Q一郎さまにも責任があるんじゃないですか?やはり払っていただかないと、法的手段もねぇ」

ワイ(だめだコイツ、マニュアルをこなしている。意志が強いというか意志がないのか?)

ワイ「はい、わかりました。この電話は時間の無駄ですね。自身の利用分以外は支払う気はございませんので、法的手段でもなんでもとってください。」

といい放って電話を切るまではよかったものの。法的手段という恐ろしい言葉と、それからも何度も何度も鳴り響くRカード会社から電話に大変なストレスを味わうことになります。

この数か月だけでもしんどかったのに、完全に解決したのは、数年先でした。

後編に続く。
昏睡強盗に遭いました。後編~アラフォーフリーターのすべて~
それじゃあへばの!

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アラフォーフリーターのすべて ~Ⅰ型糖尿病M字ハゲ~

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