どうもQ一郎です。
山本直樹様の漫画から起こした文章を書いてるんですが、最近見る人が増えて、めちゃくちゃうれしいです。
興味を持ったらぜひ読んでください。
なんとブログの宣伝でツイートしたら原作の一色伸幸様にリツイートしてもらいました。
うれしい、うれしすぎる。ブログ書いててよかった♪
原作の一色伸幸様公認のブログサイト~アラフォーフリーターのすべて~です。(大ウソ)よろしくお願いいたします。
それでは本編「僕らはみんな生きている」
僕らはみんな生きている[1-1]
僕らはみんな生きている[1-5]
ここで飲もうよ
セーナはここで飲もうと持ってきた酒を高橋に掲げ、「いいでしょ?」と問いかける?
高橋「だめ・・・じゃないけど・・・」
高橋はとまどいも隠せないまま、セーナの勢いと自分の欲に身を任せ、彼女を部屋に迎え入れた。
高橋「あ、ウェイトアミニッツ。」
少し待ってと高橋は言ってコンタクトレンズを外す、酒を持ったまま、待ちぼうけを食わされセーナは退屈そうにと高橋を見つめる。
高橋は彼女が何を考えているかなど、お構いなしにコンタクトレンズの説明を始めるが、セーナは高橋の言葉を遮り、水が汚いからこの国でコンタクトレンズを使うのはやめた方がいいと言う。
高橋「ありがとう、洗浄液があるから大丈夫です。それに私の滞在はあと4日間だけですから。」
言い終えた後、高橋は少しだけセーナの酔いが冷めたように感じた。それでもセーナのセリフは意外なものだった。
セーナは言った。「Now…もっと酔っぱらおうよ♪」
短期出張の恥はかき捨て
高橋は祖国に残してきた恋人との夢を見ていた、短期の海外出張でも恋人との距離はとてつもなく遠いものに感じていた。ふと目が覚めると横には衣服の乱れたセーナが眠っていた。横のテーブルに無造作に置かれた酒の空き瓶を見つめながら高橋は懸命に昨日の出来事を思い返していた。
考えれば考えるほど夢と現実の境がわからなくなる、高橋はおもむろに二人が眠る布団をめくる。
セーナの艶めかしい褐色の曲線、やせ型だが力強い裸体に目を奪われるも、裸のセーナを見て事実を想像する。想像のあと自分もパンツをはいていないことに気がついた。
目が覚めたセーナに寝ぼけながら、焦りながら高橋は言った。
高橋「実は私は昨晩のことをあまり覚えていません。」
セーナ「・・・」
初めて見るセーナの表情に高橋は固まっていた。
セーナは高橋を見つめ続ける、高橋なにも言えず目を泳がせていると、
セーナ「Don’t mind. Everythin’n gonna be all right.」
セーナはそのまま高橋に口づけした。
高橋の額に一滴汗が流れたが、「短期出張の恥はかき捨て。」頭によぎった言葉に身を任せて
高橋「このことは中井戸には言わないつもりです。」
部屋を出ようとするセーナを見送った。高橋の見送りにセーナは笑顔で返した。
部屋に片隅にあった美由紀の写真を高橋はそっと伏せた。
異文化
翌日、仕事の移動中、高橋は吐いていた。
記憶がないほど、飲んだ酒が悪路とあいまって吐き出される。
中井戸「お前体よわいのか?」
昨日の事情を知るはずのない中井戸は、後任候補の高橋の健康面を案じていた。
ゲロをまき散らしながらトラックに押し込まれる住民を高橋は眺めていた。
聞けば押し込まれているのは反政府ゲリラかムイニット将軍の悪口を密告された人間だという。
フラフラになりながらも現実を受け入れた高橋は、
高橋「悪口を言っただけで・・・」
中井戸「不敬罪は死刑だ。君も気をつけろ、メイドの前でムイニットの悪口は言うな。
密告すりゃ5000タルクのご褒美だ。」
異国の文化の違いに高橋は表情を失った。唐突なカルチャーショックに高橋はこの国には山がないんだなとぼんやり考えていた。
仕事の後、中井戸の紹介で、現地の日本人同士で飲み会に誘われた。
フォクウィク
飲みながらのマージャンだった。高橋はちょうどいい4人目だったのかもしれない。
中井戸は絶好調だ。
下請け「イヤー中井戸さんにはかなわない。下請けいじめないでくださいよー。」
わざとらしい口調の下請けはそのまま続ける。
下請け「高橋さんどうです、この国の印象は?」
高橋「女の人がみんな綺麗ですね、そういえば昼間に見た、つかまってた女性もきれいだったような?」
下請け「そうですか、その娘も今頃フォクウィクだなかわいそうに。」
高橋「フォクウィク?」
下請け「この国独自の処刑方法ですよ。」
下請けは嬉しそうにフォクウィクについて語りだした。

酒がまずくなる話に高橋は顔をしかめたが、中井戸からこの下請けはフォクウィクを見て射精してたと伝えられ、軽蔑せずにはいられなかった。
宴も終わり、宿舎に戻ると中井戸が本気とも冗談ともわからない口調で、「そんなにこの国の女が気に入ったなら買って帰るか?」と高橋に持ち掛けた。
高橋「・・・僕にはフィアンセがいるんで。。。」
中井戸「そうですか・・・じゃあ俺はもう寝る。」
用でもあるかのように中井戸は、寝床へと消えていった。
呆気に取られ、中井戸のセリフが少し気になった高橋だったが、眠気に襲われ部屋に戻り就寝した。
いっぽう部屋に戻った中井戸は
寝室に戻った中井戸はセーナを呼び出し、言いつけた命令の報告を受けていた。
中井戸「高橋を誘えと言っただろう、酔いつぶしてどうするんだ!?」
セーナ「でも高橋はやったと思い込んでるよ。」
中井戸は厳しい顔のまま、慣れた手つきでセーナのスカートをたくし上げ、後ろから突き上げた。
セーナは険しい顔を残しながらも黙って中井戸を受け入れていた。
中井戸は荒い息遣いのまま、セーナを後ろから攻めながら言った。
中井戸「高橋をたらしこめ、日本で稼ぎたかったらな!!」
1巻P82まで
今回はここまで、それじゃあへばの!
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